2010年11月26日金曜日

【サブゼミ⑥】変わる会計、変わる日本経済:報告Ⅵ

今回も金曜4限に行いました。
やっぱ水曜は会議が入るので金曜固定にしたいと思います。

内容は「7.国際会計基準の世界浸透」でした。
会計のリスク開示への役割の変化を金融と実物のリンクが重要だという観点から見る部分から話は始まり、会計は信用膨張を防ぐことはできないが、マクロ的な金融経済と会計基準が密接にかかわっているという点を見落としてはならないことを確認しました。
あと、マネーの流れと会計基準、そしてグローバル資本市場の構造変化について、アジア経済圏の重要性が高まっており、今後IASBにおいて、新興国も含めたあり方が注目されるということでした。
IFRSにおける原則主義と米国や日本における細則主義の違い、アメリカがIFRSを容認することによって、日本、そして、コンバージェンス、アドプションはどう進んでいくのか、過去の新聞記事も見ながら経緯とこれからについて議論しました。
そこでは、政策優位の会計基準設定のあり方について、理論の大切さを確認するとともに、やはり政治的な背景が会計基準に大きな影響を及ぼしていることに若干の憤りと、市場の変化を大きな視点で見ることの銃有用性について学びました。

次回も引き続き、石川先生の本を使用します。
大変ですが、準備よろしくお願いします。

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